ある老農夫との会話

アナログ写真で見る横手盆地の農業

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 もうすぐ80歳になろうとしている農家の方と雑談していた。

 「もうすぐ減反の補助金も出なくなる。」と嘆いていた。
 息子は、病にかかっていて働くこともかなわず、今でもこの方は働かなければならない状況だ。

 この老人のわずかな給与と、ほぼ同年齢の奥さんの内職、そして年金をあわせて、50歳をこえた息子を養っている。
 「息子を残して死ねない」とこの方はぽつりと…。

 TPPへの参加がなくなっても農業をとことん崩壊させるつもりでいる政府。

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 籠池騒ぎの最中に、「主要農作物種子法を廃止する法律案」が衆院で可決している。
 種子に関しても規制緩和を行い、民間活力を導入することでより良い品種が生まれるという理屈だろう。


田んぼが広がる横手盆地

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 一面に広がる横手盆地の田んぼの稲は、今は「あきたこまち」が主流である。
 が、これから何年かすると、荒れ果てた農地が広がっていたり、植えられている稲が遺伝子組み換えの稲になったりする可能性が高い。

 自然界でも遺伝子は変化していくが、現在の遺伝子組み換えは、例えて言えば野菜にネズミの遺伝子を組み合わせるような自然界では絶対にあり得ないものだ。
 これが健康に与える影響や環境に与える影響は、計り知れないものがある。

 毎日食べるものが、人間が摂取したことのないものばかりになる日が近づいている。

画像の説明

 一般には、害虫対策用の遺伝子組み換え作物と除草剤に耐性をもつ作物などの開発だろう。

 しかし、自然はそんなに甘くはない。
 自然の草たちも除草剤に耐性を持ってくる。まるでウイルスと同じように。

 このようなことを話したり、在来の固定種の種子を保持しているだけで、拡大解釈された共謀罪が適用されて逮捕される日が来るかもしれない。

 副作用のひどいワクチンを摂取したくないというだけで非国民と呼ばれたり。

 そして、放射能汚染下にある日本の国土で、農業を競争原理の支配下に置くことは…。

参考 使用カメラ PENTAX 67II PENTAX LX Graflex RB
   使用レンズ Darlot 180mmほど Verito 6inch Tele-Ennalyt 1:3,5 f=13,5cm


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